매일의 양식

"あなたは今うまくやっています”

해피제제 2022. 4. 15. 15:41

 

スペインから日本に帰る前にサンティアゴ・コンポステーラまで巡礼を行いました。聖ヤコブの墓地があるサンティアゴに向けて色々なルートがありますが、弱3週間で425㎞の距離がある「ルート、プリミティブ」を選びました。

 

巡礼に出て十日ぐらい過ぎて巡礼者たちの家に泊まるときの話しです。

 

色々な国から来た巡礼者の中でニキという人が私に声をかけてきました。「私は今うまく巡礼をやっているか少し迷っています。どうして私がこの路を歩いているかを自問しています。毎日不安な気持ちで今日はどこまで歩くか、何を食べるか、どこに泊まるか、どんな道を選ぶか、巡礼者たちにどのように声をかけてよいかなどに迷っています。自分のことをすこし変化したいという気持ちで来たのに何も変わらず、すべてのことが心配で早く国に戻りたいのです。」と。

 

私は信者であるニキさんに一言言いました。「ニキさん、あなたはいま、ニキさんが住んでいる家のすぐそばにあるコンビニに行くんじゃないのです。気軽い気持ちで、ジャージーを着てスリッパそのままの姿で出かける散歩じゃないのです。日本から15時間の飛行機に乗って来たのです。出発する前からここに到着するまですべてを用意してその後2週間/ここまで歩いてきました。毎日イライラして不安な気持ちでもそれを乗り越えて一歩一歩踏み出しました。道を間違えても、見知らぬ人に会っても、不便な巡礼者の家のベッドでも/ここまで来ました。だからこそニキさんは今『うまくやっています』。私たちはみんなが見知らぬ路をうまく歩いています。それで十分じゃないかなと思います。」

 

今日の福音の箇所ではイエス様が弟子たちを二人ずつ組みにして遣わします。普通の人である私たちは旅をするときに、頼りになるものはパンや袋や金などでしょう。スーツケースを用意する時にも、下着二枚ではありえないでしょう。私たちの家のすぐそばじゃないから。十分に準備しないとなかなか出られないのです。だからこそ、イエス様の今日の派遣は世の中で毎日不安な気持ちでイライラしながら頑張っている私たちに「あなたたち今、うまくやっていますよ。恐れることなくどうどうと歩んでくださいね」とご応援しているでしょう。イエス様のお慰めに力をいただいてイライラしても毎日一歩一歩踏み出しましょう。それがうまくできるかどうかは神様次第だから私たちは神様を信じて従いましょう。それができるように神様にますます頼りましょう。